みなさんは、目はいいほうですか?
誰もが年齢を重ねると目も老化して、いわゆる『老眼』に悩まされる
もの・・・だから仕方ない、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
目が疲れやすい、近くが見えづらい、目が乾くなどの症状は、
目の老化のサインです。五感の中でも目からの視覚情報は大切です。
できるだけ、目を大切にして快適な生活を送るように心がけましょう。
慌しく、ストレスを感じやすい現代では、目にとっても非情に過酷な環境です。不規則で不足しがちな睡眠、栄養のアンバランス、ストレスからくる自律神経の不調や血行不良による目の調節機能の低下などがあげられます。加えて、テレビやパソコンの画面は長時間になると目には大きな負担です。さらにスマートフォンが普及することで目は1日中ずっと悲鳴をあげています。
ゲーム機をずっと使い続け、学校でも授業でパソコンを使うようになった子どもたちは、ますます深刻な環境におかれていることを認識するべきだと言われています。
目が悪くなると視界がぼやけてしまって不快に感じたり、頭痛や肩こり、腰痛の
ほか、気分が悪くなったりするなどの原因にもつながります。
また、眉間にシワが寄ることで目つきがわるくなったり、老けた印象を与えて
しまいますので、気をつけたいですね。
「白内障」は80代ではほぼ全員がかかる眼疾患といわれますが、40代でも30%もの人がかかると言われ、低年齢化が進んでいることが危惧されています。
また、「飛蚊症」、「加齢黄斑変性」さらには「緑内障」など重篤なものにつながることもありますので、気になる症状がある場合には、早めの対応と眼科医で受診してもらいましょう。
規則正しい生活習慣をこころがけて、しっかり睡眠をとりましょう。
目のはたらきは、自律神経の影響を受けやすいので、ストレスを発散することも目を守ってくれます。
目の老化の原因に、活性酸素もあげられます。とくに紫外線による影響を受けやすいので、
外出時にはサングラスや帽子などで目を守りましょう。喫煙も控えるように心がけましょう。
パソコンやテレビ、ゲームやスマートフォンなどは、1時間に3~5分程度の休憩をとりましょう。
目を温めたりすることや、ツボ押、また遠くの山などを見たりして癒やしてあげることで、疲れた目を元気にすることも有効です。