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血管の老化も原因のひとつです
夏場に多い血栓症にご注意ください

陽ざしもきつく気温も上昇してきました。そしてこれから梅雨を迎えて湿度も高く蒸し暑い
季節に気をつけていただきたいのが 血栓症 です。
夏場は脱水によって血液がドロドロになり、血管が詰まることによって脳梗塞や心筋梗塞など
にもつながってしまいます。

意外にも、夏に増える血栓症

脳梗塞は血圧が上昇しやすい冬よりも、夏の多いとされています。

血管内に血栓ができやすくなるのは
① 大量の汗をかいたりして水分不足になり、血液がドロドロ
② 高血圧、糖尿病、脂質異常症や加齢などによって悪玉コレステロールが血管内に多く付着している
③ 運動不足など、からだを動かすことが少ない

外出自粛で家にいることが多い今年は、とくに注意が必要です。

血栓症の予防

普段から予防を心がけましょう。

●こまめに「水分」+「塩分」補給
・のどが渇く前から、こまめに水分補給 ・汗をかいたら塩分も補給する
 医師から水分や塩分の補給について指導を受けている方は、医師の指示に従ってください。
●動脈硬化を防ぐ・・・脂質・塩分・糖質の摂り過ぎに注意
血管の大切なしなやかさが失われて動脈が硬くなったり、内壁にコレステロールなどが溜まって
血液が流れにくい状態が動脈硬化です。
動脈硬化の予防にはいろいろな方法がありますが、基本となるのは適度な運動と脂質・塩分・糖質の
摂り過ぎに注意することです。

血栓症の予防にも効果的 不足しがちな水溶性食物繊維

血糖値の急上昇を抑制、コレステロールなどを吸着して排出してくれます。
腸の粘膜を守り、善玉菌のエサとなって腸内細菌を増やし、腸内環境を改善します。

水溶性食物繊維が多い食品 : 海藻類・きのこ類・野菜・果物・イモ類