厳しい冬の寒さや乾燥に備える大切ないまだから
『深い睡眠』で、からだとお肌を強くする
みなさんは気持ちよく目覚めていますか?
アンケート調査では、日本人の半数以上は「睡眠に不満を感じている」と
結果がでていますが、みなさんはいかがでしょうか。
「時間があれば、もっと寝たい」という方も多くいらっしゃるかもしれま
せんが、時間を増やすことは難しいもの。それよりも、毎日の睡眠をより
充実できるように、心がけてみるのはいかがでしょうか。
大切な「睡眠」が与えてくれるもの
私たちが健康を維持して、毎日を元気に過ごすために睡眠は大切なものと
いうことはよくおわかりだと思います。
具体的に、睡眠が与えてくれる代表的なものをあげてみますと…
- ● 脳とからだの疲労回復
- ● 免疫力をアップさせる
- ● 活性酸素の増加を抑え老化防止
- ● 成長、体細胞の再生・修復
- ● ストレスを解消
- ● 大切な記憶を定着させる など
睡眠と肥満の関係
睡眠時間が短いと、満腹ホルモンのレプチンが減り、空腹ホルモンのグレリンが
増えてしまい、食欲が増し、さらに高カロリーな食事を好むようになります。
また、腸内細菌のバランスが乱れることによって、肥満リスクを高めてしまいます。
大事にしたい、寝始めの90分
眠っている間に、自律神経を整えてくれたり、筋肉や骨を強くし、美容にも大切な
「成長ホルモン」は、その多くが「寝始めの90分」の間に分泌されるといわれています。
- ● 寝る2時間前の入浴
- 私たちは、体内の「深部体温」が下がることで入眠モードに切り替わります。
深部体温を下げるには、入浴などでからだを温めるのが効果的なのですが、
上がった体温が大きく下がるには約90分が必要となり、就寝2時間前あたりに
入浴できれば、スムーズに入眠しやすくなります。
- ● 腹八分目の習慣
- お腹がいっぱいの状態での睡眠は、自然と眠りが浅くなります。
食事は腹八分目、寝る2~3時間前までには食事をすませるようにしましょう。
- ● リラックスできる睡眠環境
- リラックスできる枕や布団、マットレス選びは大切です。
蒸しタオルやアイマスクなどで目を温めることも有効です。