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疲れやすいからだを、腸内環境を、お肌を強くする
『深い睡眠』を得るために…普段からできること

BCニュース2016年12月号

みなさんはあさ起きた時、疲れがとれ、気持ちよく目覚めていますか?

アンケート調査では、日本人の半数以上は「睡眠に不満を感じている」と
結果がでていますが、みなさんはいかがでしょうか。
生活習慣やストレスなどによって、睡眠に満足できていない方は年々増加
傾向にあるそうです。からだやお肌の調子を整えて、毎日を快適に過ごす
ために『深睡眠(しんすいみん)』がより大切になります。

大切な「睡眠」が与えてくれるもの

● 脳とからだの疲労回復
一晩のうち、ノンレム睡眠とレム睡眠という2種類の睡眠をしていますが、
レム睡眠が主にからだを休めて、ノンレム睡眠は脳を休ませています。
● 成長、体細胞の再生・修復
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、皮膚や毛髪、血管、内臓、筋肉など、
体細胞の再生・修復をしてくれています。リラックス
● 免疫力をアップさせる
睡眠中は副交感神経が活発になって、リラックスした状態になります。
この状態で白血球や免疫細胞の活動が促進されます。
● その他
体内のストレスを解消する、活性酸素の増加を抑えて老化を防止する、
大切な記憶を定着させるなど、睡眠は本当に大切なものです。

ぐっすり眠れる「睡眠力」をアップさせる方法

食事
● 腹八分目の習慣
お腹がいっぱいの状態での睡眠は、自然と眠りが浅くなります。
質の良い睡眠のために、食事は腹八分目、寝る2~3時間前までには
食事をすませることが良いとされています。
● からだを動かす、活動的な生活
適度な運動 掃除
しっかり活動した日は、寝付きも目覚めも良いと経験された方は多いと
思います。適度な運動はからだの疲れをとるレム睡眠を充実させると
考えられています。また成長ホルモンの分泌が促進され、からだや
お肌の成長・修復にも良いとされています。
● リラックスできる睡眠環境
リラックスできる枕や布団、マットレス選びは大切です。蒸しタオルや
アイマスクなどで目を温めることも有効です。
寝る1時間前にお風呂でしっかりからだを温めると、心地よく寝付けます
ので、からだが冷えやすい方はお風呂習慣も大切にしましょう。

睡眠効果を高めるストレッチ&ツボ押し

ストレッチ
● ストレッチで緊張したからだをほぐし、血行促進&リラックス
① 背中の緊張をほぐすストレッチ
    両手を背中の方で組んで、気持ちいいところまで持ち上げます。
    5秒程キープして戻すを、2~3回繰り返します。
② 足の疲れをほぐすストレッチ
    うつ伏せにかかとを上げて、10秒程前後に揺らします。
● 足裏のツボ「失眠」をプッシュ
・かかとの真ん中にあるツボを親指で気持ちいい程度にプッシュします。
・不眠の改善、むくみ、膝関節痛、下半身の冷え、足の疲れなどに効果的です。