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乾燥や花粉などの刺激でお肌が敏感になっている春に
しっかりとおさえておきたい紫外線対策

BCニュース2016年4月号

待ちに待った気持ちいい春がやってきました。春は気温の差が大きく、
お肌の油分と水分のバランスが崩れがちで、まだまだ乾燥も続いていて
とても敏感になっています。そこに紫外線の量が多くなってきますので
お肌のケアにはより念入りな紫外線対策が必須です。

春先から増加してくる紫外線

春の紫外線は、すでに真夏に近いレベルです!!
日差しが弱い日でも、紫外線はしっかり降り注いでいます。
お肌の老化の実に80%は、紫外線が大きく関わる
『光老化』だといわれます。

春は乾燥や花粉などのアレルギーでお肌が敏感になりやすい
時期です。また、紫外線の少ない冬を経たお肌は一年の間で
もっとも白く、紫外線に無防備で弱い状態ともいえます。
紫外線量が増えてくる春は、十分なケアが大切です。

日焼け止め選びと保湿ケア

日焼け予防

日焼け止めを塗る

日焼け止めの成分の中には、より乾燥を進めてしまうこともあります。
用途にあったUVカット効果の日焼け止めを上手に使い分けること、
そしてお肌に優しく保湿もできる製品を選ぶことをおすすめします。

もうひとつは、日焼け止めの前にきちんと保湿ケアすることです。
スキンケアのあとすぐに日焼け止めを塗ると、日焼け止めがムラになったり
しますので、保湿ケアのあと5分程度は時間を空けることをおすすめします。

からだの内側からもしっかり紫外線ケア

サラダ

意外に見落とされがちで、でもとても大切な紫外線対策は、紫外線に対抗できる
栄養素を摂ることです。強いお肌をつくるのは、毎日の食事からです。

・ビタミンA :皮膚の免疫機能やバリア機能を維持し、コラーゲンの生成を促進
・ビタミンB2 :細胞の再生や成長を促進し、皮膚の新陳代謝を高める
・ビタミンC ビタミン:シミの原因となるメラニン色素の生成を抑える
   お肌のハリの元となるコラーゲンやエラスチンの生成を促進する
   紫外線によって発生する活性酸素を抑え、お肌の老化を防ぐ
・ビタミンE :強い抗酸化作用で、お肌の老化を防ぐ
   ビタミンCと一緒に摂ることで、より相乗効果が得られる
・亜鉛 :細胞の再生に必要で、不足すると紫外線に対する皮膚の抵抗力が低下する
・セレン :紫外線によって酸化してしまった皮膚の細胞膜の分解を促進する

紫外線 お肌が乾燥しがちな冬の状態のまま春を迎えてしまっている…?と、不安に思われる方は
『お肌のケア』と『食事での内側からのケア』で、早めの対策をお願いします