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すでに真夏に近いレベルの紫外線が老化の原因に
後になって慌てないために、しっかりと紫外線対策を

BCニュース2015年5月号

新緑の季節を迎える5月の紫外線は、すでに真夏に近いレベルです。
日差しが弱い日でも紫外線はしっかり降り注いでいますので、紫外線対策を
怠っていると、思わぬ老化の原因となってしまいます。
お肌の老化は、実に80%が紫外線が関わる『光老化』だといわれます。
後になって慌てないためにも、紫外線対策は万全にしておきましょう。

肌の奥まで届いてしまうA波 <UVA>

皮膚の断面図

UVAは雲や窓ガラスを突き抜けて、肌の奥深くの真皮まで
到達します。急激な変化は現れませんが、じわじわと深刻な
影響を与えてしまいます。
・メラニン色素を沈着させて皮膚を黒くする
・細胞内の核にあるDNA(遺伝子)を傷つけ、
 老化や皮膚の病気の原因になる
・真皮のコラーゲンを変性、減少させてしまう

   ⇒   肌の弾力をハリ・失わせ、シワやたるみの原因に
   ⇒   新陳代謝が悪くなって、黄色く、くすんだ肌に

シミの原因となるB波 <UVB>

シワができた肌の断面図

UVBは紫外線量の1%程度しかありませんが、その強度は
UVAの500倍ともいわれ、かなり強い紫外線です。
・皮膚の免疫力を低下させる
・メラニンを刺激して、日焼け、シミの原因になる
・肌の炎症を引き起こす

シミができた肌の拡大図    ⇒   やけど、水ぶくれ、皮膚がんの原因になる
   ⇒   肌を乾燥させ、敏感肌に

すぐにはじめたい!! 紫外線対策

● 紫外線を避け、目の紫外線対策も忘れずに
帽子で着用する帽子や日傘で日差しを避け、衣類は濃い色に。
目に紫外線が当たると、メラニンが活発になる
ので、UVカットのサングラスも必需品です。
● 日焼け止めで紫外線カット
直射日光に当たらない場合でも油断は禁物です。
2~3時間ごとに付け直すことが大切です。
● 水分を与えて、ほてりを冷ます
日焼けした炎症を抑えるために、化粧水などで
保湿をしっかり。日焼けでほてった場合は冷たい
タオルなどで冷ますことも効果的です。
レモン・キウイ● 積極的にビタミンCを
ビタミンCは美白効果に優れ、強い抗酸化力が活性
酸素から細胞を守り、コラーゲンの生成を高めて
うるおいとハリを回復させてくれる有効な成分です。
● 保湿&ハリ・弾力の回復にコラーゲンが有効
コラーゲンの補給は、ハリ・弾力を取り戻して
うるおいのあるお肌に回復できます。
● 核酸で新陳代謝を活発に
新陳代謝を活発にする核酸は、年齢とともに減少し、
紫外線を浴びることで破壊されます。核酸の補給は
紫外線ダメージの回復に効果的です。