あたたかな春がやってきます。春というだけでウキウキしてきますよね。
でも…せっかくの春なのに、1年を通じて体調を崩す方の割合が
多くなるのも、実はこの季節です。気候の変化、花粉、紫外線、
乾燥、生活環境の変化など様々な原因があります。
毎日をたのしく、元気に過ごせるように、体調管理に気をつけましょう。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、このふたつがバランスをとって作用することで、
体内リズムを一定に保ったり、体温や発汗の調整、呼吸、循環、代謝などがスムーズに行われています。
気候が変わりやすい春は、寒暖差やストレスなどが原因となって自律神経がスムーズに切り替わらず、
体調が不安定になりがちです。
からだの弱いところに不調がでやすく、症状は人によって様々です。
<起こりやすい症状の一例>
むくみ、痛み、かゆみ、便秘、肌アレ、不眠、倦怠感、めまいや立ちくらみ…など
<心がけたいこと> 毎日をできるだけ規則正しく、からだを冷やさないように
・朝晩と昼との気温差に対応した服装
・3食と睡眠、入浴はしっかりと
・天気のいい日には、ウォーキングなどの運動も(急激な激しい運動は避けましょう)
春は冬と同じくらい湿度が低いままに、しかも気温が上がるので、お肌もからだも乾燥しやすくなっています。
<心がけたいこと> しっかり水分補給 1日 1.2㍑~1.8㍑を目安に
・からだを冷やさない白湯がおすすめです。
・一気に大量を飲み干すのではなく、こまめにチビチビがコツです。
※ 持病などで水分を制限されている人は、医師の診断に従うようにしてください。
春は、冬に溜めこんだ脂肪や毒素を排泄する時期になります。腸内環境が乱れると、肌アレ、花粉症など
アレルギー体質につながることもあります。
免疫システムの60%以上を担う腸の環境を整えることがより大切になります。
<心がけたいこと> 3食を規則正しく食べるように、春が旬の野菜も取り入れましょう
・キャベツ たけのこ 菜の花 ふきのとう せり たらの芽…など
「苦味」には、解熱、消炎、解毒、健胃、便通などのはたらきがあります 。