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慢性的な肥満や生活習慣病にもつながる
気になる『夏太り』対策は、毎日少しの心がけを

BCニュース2016年7月号

今年も暑い夏がやってきます。早くも夏バテ…していらっしゃいませんか?
少し前では「夏バテ」=「夏痩せ」で、体重は減ってしまうのが一般的でしたが、
近年では、「夏太り」する人が増加傾向で、「夏痩せ」する人よりも3倍も多く
なっているとも言われます。ダイエットをしていたのに、逆に夏が過ぎたら太って
いた!!という経験のある方もいらっしゃると思います。
「夏太り」は、慢性的な肥満になりやすく、糖尿病をはじめとする生活習慣病や
メタボリック症候群につながってしまいますので、注意が必要です。

夏太り対策にもつながる!! 『夏の冷え対策』

体重計
◆ 体重・体脂肪・サイズをチェックする
ダイエットする基本にもなります。気づいたら増えていた…とならない
ように、毎日の状態をチェックしていきましょう。
食事◆ 冷房に直接あたらないようにする
カーディガンやブランケット、靴下などで冷えを防ぎましょう。
冷房の設定温度は外気との差が5℃以内を心がけましょう。
◆ 規則正しい生活を心がけましょう
睡眠をしっかりとって、自律神経を整えましょう。朝食もしっかり食べましょう。
◆ 代謝を活発にする栄養素を積極的に摂りましょう
ビタミンビタミンやミネラルは、スムーズに代謝・吸収させるために使われる栄養素です。
ビタミンB1は糖質の代謝に、ビタミンB2は脂質の代謝にかかわっています。
また、クエン酸は代謝を上げてエネルギー生産を促して、疲労回復にも効果的です。

水分補給に『麦茶』

麦茶には、ミネラル分が豊富に含まれて
います。汗で水分と一緒に放出されるミネラルを
補給でき、血液をサラサラにする成分、抗酸化成分
もしっかり含まれています。

夏バテ防止に『みそ』

良質のたんぱく質、脂質、ビタミンB2、鉄、リン、
カルシウムが豊富。発酵する過程で、吸収の良い
アミノ酸に分解しています。消化力が衰えた人ほど
効果が高く、冷えにも効果があります。

肩甲骨の筋肉を動かして、冷えと夏太りを解消!!

肩甲骨の周りには褐色脂肪細胞があって、この褐色脂肪細胞を刺激して活性化させることで
脂肪の燃焼効果をアップできます。さらに、肩こりや自律神経の調節にも効果的です。

デコルテエリア、背中、二の腕のたるみにも効果的な 肩甲骨ストレッチ

1 背筋を伸ばして、あごをひいて、胸を張ります。肩を前方から
   ゆっくり持ち上げていき、鼻から息をすーっと吸って胸を張り、
   持ち上げた肩を後ろに回しながら下げていきます。

ストレッチ1

ゆっくりと10回程度
1日に2~3セット

2 両手を後ろで組み、息を吸いながら胸を張って
   肩甲骨を寄せます。息を吐きながら上体を前に
   倒して10秒、また息を吸って起こします

ストレット2

ゆっくりと5回程度
1日に2~3セット

からだの硬い方や運動不足の方は少しずつ、無理のないようにしてください