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ちょっとした油断から、風邪をひきやすい秋
ウィルスが勢いづく冬に備えて、しっかり風邪予防

BCニュース2015年10月号

爽やかな風、コスモスなどの草花や木々の色づき、街ゆく人々のファッション、
スーパーで並ぶ野菜や果物…だんだんと秋が深まっていきます。
食事・スポーツ・読書・ファッションなど、たのしみがいっぱいですね。
ですが、秋は風邪をひきやすい季節でもあります。ウイルスが勢いづく冬にも
備えて、今からしっかり風邪予防を心がけましょう。

秋に風邪をひきやすい主な原因

風邪

● 急激な気候の変化
日中と夜の寒暖が激しく、乾燥も進むなど気候の変化にからだがついていけずに
自律神経や免疫が弱くなります。
● 夏の疲労の持ち越し
● 花粉やウィルス
秋にはイネ科の花粉やブタクサ、ヨモギなどの花粉が飛散します。
秋の有名なウィルスといえば、RSウィルスや溶連菌です。

習慣にしたい風邪の予防法

● 基本的な予防…「マスク」「手洗い」「うがい」
外出時の「マスク」、帰宅後の「手洗い」と「うがい」は基本になります。
マスクは他人の飛沫を吸い込むのも、自分の飛沫が飛び散るのも防ぎ、鼻やのどの
粘膜を温かくうるおいのある状態にして保護することで、ウィルスを弱体化させます。
● 「鼻呼吸」
口呼吸では、粘膜が乾いてウィルスに感染しやすくなります。
鼻呼吸は吸い込んだ空気中の汚れが鼻腔の粘液や繊毛によってキャッチされ、
さらに鼻腔内の湿り気と温度でウィルスの生存率が下がります。
● 「温度・湿度管理」
室温は20℃程度、湿度は加湿器などで調節し、部屋の換気も心がけましょう。
栄養を摂る● よく噛んで「唾液を分泌させる」
唾液には雑菌の繁殖を抑えウィルスなどを付着しにくくさせるはたらきがあります。
よく噛むと唾液の分泌が促され、脳の活性化やストレスの軽減にもつながります。
● 「しっかり栄養を摂る」
免疫に欠かせないビタミンC・ビタミンD、エネルギー産生に必要なビタミンB群、
鼻やのどの粘膜を強化するビタミンAを積極的に摂りましょう。
● 「ぐっすり、よく眠る」
よく寝る睡眠中は、免疫細胞の活動が促進されます。十分な睡眠は免疫細胞が活性化して
風邪を予防し、回復を早めます。深い、質の高い睡眠をとることが大切です。
● 「深呼吸でリラックス」して副交感神経を活性化
意識的に深呼吸をして副交感神経を刺激することで、免疫力が回復していきます。